パチンコホールに新たな価値を創造
~ キーワードは「やすらぎ」 ~
2021年以降、マルハン北日本カンパニー(韓俊代表取締役社長)はM&Aを軸に12店舗を新規出店。店舗開発・建築を担う三原氏は「ホールに新しい価値を創造しなければならないという使命感が我々を突き動かしている」と語る。
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──ここまでの展開をどのように総括していますか。
これだけ余暇が多様化するなかで、人々の選択肢として、パチンコの優先順位は落ちてきています。そのため、私たちだけではなく、業界全体を盛り上げていかなければならない、という強い想いがあります。私たち北日本カンパニーは観光事業にも注力していますが、ホテル・旅館には国内外の広域からお客様がお見えになります。
しかしパチンコ店は基本的にその地域の方がほとんどで、商圏から店舗が無くなると、住民の方のマインドからパチンコが消えていきます。歯止めをかける目的もあり、この約4年間では12店舗の新規出店をしましたが、ただ今までと同じような店舗を作っても来店動機にはならないと思います。改めてパチンコの面白さを掘り下げ、磨き直し、新しい魅力や価値を提供していくことが重要になると考えています。
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